乳歯は抜けてしまうから気にしなくていい?

「乳歯はいずれ生え替わるから、虫歯になっても大丈夫」と思ってはいませんか? これは大きな間違いです。乳歯の時期にお口の中が虫歯菌でいっぱいになっていると、永久歯が生えてくるときのお口はとても悪い状態になってしまいます。乳歯の頃からお口のケアに注意し、もし虫歯になったら放っておかず、きちんと治療を受けるようにしましょう。

また、お口のケアの重要性を身につけるには、3歳までが重要です。ブラッシングが小さい頃からの「当たり前」の習慣として生活の一部となれば、お口の健康は守りやすくなります。お子様のために、ご家族の皆さんさんがうまく誘導してあげましょう。

仕上げみがきはいくつまで?

仕上げみがきは「10歳頃」までやってあげましょう。

ブラッシングを習慣づけることで徐々にブラッシングが上手になってきますが、小さい頃はまだすみずみまできちんとみがき上げることは難しいもの。お子様のお口の健やかな成長のために、上手にブラッシングできるようになるまでは仕上げみがきを続けてあげてください。

どんなおやつがいいの? ~食育をふまえて~

一度にたくさんの量が食べられない小さいお子様には、おやつは大切な食事の一つ。しかし、おやつによっては、虫歯になるリスクを高めてしまいます。では、どんなおやつがいいのでしょうか?

おやつとは、市販のお菓子にかぎったものではありません。おにぎりやふかしいもといった、栄養のとれるものが理想的です。しかし、市販のお菓子でも選び方に気をつければ、虫歯のリスクは減らすことができます。

  • 虫歯になりやすいおやつ

    • アメ、キャラメル、チューイングキャンディーなど、お口の中に長く留まるもの
    • ジュース(スポーツドリンクも飲み過ぎに注意しましょう)
  • おススメのおやつ

    • おにぎり、ふかしいもなど栄養のとれるもの
    • おせんべいなど、糖分の少ないもの
    • キシリトールが配合されたガムやラムネなど

お口の中に食べ物がずっと入っていると、虫歯を招きやすくなります。おやつはだらだらと食べるのではなく時間を決め、食べ終わったらお茶を飲んだり口をゆすいだりするようにしましょう。

お子様の生活習慣について気をつけたいこと

食後のブラッシング

ブラッシングは、毎食後にきちんと行うことが理想的です。しかしそれが難しい場合には、お茶を飲んだり、口をゆすいだりするだけでも、何もしないよりいいでしょう。また仕上げみがきは1日1回でもいいので、寝る前にしてあげてください。

口移しについて

生まれたばかりの赤ちゃんのお口には虫歯菌はいません。ではなぜお子様が虫歯になるのかというと、ご家族の皆さんからの食べ物の口移し、コップやおはしなどの共有、スキンシップとしてのキスなどによって、虫歯菌が移ってしまうのです。

このような行為はできるだけ避けることが望まれますが、完全に排除するのは難しいこと。感染のリスクを減らすためには、ご家族の皆さんのお口のケアや治療をしっかり行い、虫歯菌を減らしておくことも大切です。

飲み物にも注意を

甘いジュースなどを毎日飲む習慣があるお子様は、虫歯の発症リスクが高くなります。ジュースは、ときどきのお楽しみ程度にして控えるようにしましょう。また、体にいいというイメージからスポーツドリンクをお茶のように飲ませるご家族の方がいらっしゃいますが、実はこれもジュースと同じ。虫歯リスクを高めてしまいます。

お子様の大切な歯を守るためには、甘みのある飲み物は控え、日常はお茶やお水を飲む習慣をつけてあげましょう。

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